小学校の3年と4年生の時の担任が、教壇の上に
自ら書いた字を貼り付けてあった。
「和」
みんなで仲良く、ということだった。
幼いながら気の合う同級生もいれば、反対になんとなく
こちらからはあえて近づいていかない同級生もいたのだが、
とにかく「和」ということで、みんなわけへだてなく、
お友達になるのだった。
さて、月日が流れて社会に出て、
みんなわけへだてなく、お友達になるのがとても困難な
現実があるわけですが。
ブログなどでお友達の輪を見ると、やはり同じ価値観とか、趣味趣向が合っているとか、
話が良くその仲間内では通じるとか、そういうことですね。
つまり人は自らと同じような価値観や波長が合った人と自然に通じ合って、意識・無意識に関わらず、お友達の輪を作るのでしょう。
さて、コンサルに行っていた会社で、
1ヶ月に一度くらいのわりあいで
CEOが自分の友達の輪からスピーカーを連れてきていました。
社員その他大勢が社員食堂に集まって、CEOのお友達の話を聞くんですね。
お友達のスピーチの前に、実はどれくらい長い付き合いか・・・
という昔話も披露してくれます。
話が終わった後は、質疑応答の時間もちゃんとありましたよ。
このときのCEOのお友達は、もうずいぶんなお年なのに背筋がしゃきっとして、
とても品の良いスーツを颯爽と着こなしていました。
いまどきの紳士のお手本のようないでたちで、ずいぶん感心しました。
この時のお友達のスピーチなんですが、
彼の国が、近所の国々で作ったお友達の輪から脱出しようとしている。
しかし彼はそれに反対の意見である、という内容でした。
その世界の人たちはお友達の輪の中で、話が通じているな~
ということでした。
こういうのを間近で見ると、
公の場で敵対している人たちでさえも、実は
お友達の輪の中で話しが通じているのではないか・・・
と少々勘繰ってしまいます。
